ルノー メガーヌ
正月に、短時間ではあったが、メガーヌに乗る機会があった。
ハンドルを握るわけでもなく、助手席でもなく、後部座席ではあったのだが。
座った瞬間に、「あっ、硬い!」
ホールド性こそ及ばないが、それはバケットシートの感覚に近い。
そしてヘッドレストも同様。
走り出してすぐ、その足回りにビックリ。
とてもしっかりしている。日本車のようなフワフワ感がない。
これなら、ノーマルのまま走らせても楽しいだろうし、
長距離の運転もまた楽だと思う。
ただし、乗ったのはATだったのだが、そのとってつけたような
シフトノブだけはいただけない。
気になって、HPを確認して、またビックリ。
メガーヌには1.6Lと2.0Lがあるのだが、なんと2.0Lに6速MTの設定がある。
最高出力 98(133) kW(PS)
最大トルク 191(19.5) N・m(kgm)
動力性能は、ごくごく普通。
かつてトヨタがWRCに参戦していた頃、重戦車のようなセリカでは勝てないと、
欧州で販売していたカローラハッチバックをベース車両にしたことがあったが、
このカローラは確か1.3Lながら6速MTを標準装備していたんじゃなかったかな。
今の日本では、MTでしかも6速なんて、ごく一部の車種しか思いつかない。
というか、最近ではMTの設定すら無い車の方が多い。
欧州と日本の車社会の違いと言ってしまえば、それまでだけれども…。
2.0Lクラスで5ドアハッチバック。
メガーヌの方が、はるかに楽しい時間をすごせると思う。
もっとも、
リア周りのデザインは、好き嫌いの分かれるところかな?