先週12月2日午前8時頃に発生した天井板崩落による笹子トンネルの事故。
万年渋滞の現場周辺。
年に何回も、帰省にツーリングにと通る場所でもある。
渋滞中に起きていたらと考えるだけでそら恐ろしい。
天井板が厚さ8cmのコンクリート板と聞いて、
何でそんな厚さが必要?との疑問が頭に浮かんだ。
天井板1枚の落下で終わらず、100m以上にわたって崩落したことには、
構造的欠陥も指摘される。
設計が古く、改修もままならず、そのまま、という感じか。
その後全国を対象とした緊急点検で出てくる出てくる多数の不具合箇所。
一体何を点検していたんだか。
首都高羽田トンネルでは、2006年につり金具の破断1ヶ所を見つけていながら、
そのまま放置なんて事例もでてきた。
ここ数日のキーワードは「老朽化」。
建設には莫大な予算がつくのに、その後の維持管理には予算をまわさない。
造るのが仕事で、あとはしらないもん!
公共事業なんてそんなものか。
危険はいつも身近に潜んでる?
現在中央道は、現場周辺で上り線下り線ともに通行止め。
上り線:一宮御坂IC〜大月JCT
http://www.c-nexco.co.jp/news/2980.html
下り線を使っての対面通行での年内開通を目指すようだが、
開通後も相当な渋滞が発生するだろう。
年末年始のルート選択が問題か。